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●りん青銅とは


人類の歴史のはるか古い時代において銅と錫がその本来の親和性の結果から、地球上に自然合金として存在し、人類に最もなじみのある合金"青銅"に脱酸素剤として"りん"を加え、近代的な材料として生まれ変わったのが"りん青銅"です。その成分は"銅"をメインとし、7%前後の"錫"及び微量の"りん"が含まれます。成分配合、製造方法を変えることで、機械的性質は変化します。

特性は

@ばね性に優れている
A強度が高い
B曲げ、絞り加工性が良い
C電気伝導度が高い
D熱伝導度が高い
E耐摩耗性が良い
Fシーズンクラック(常温加工した品物は貯蔵中自然に亀裂を生じる)発生がない
G時効硬化(金属を焼入れした後長時間放置した場合、機械的性質に変化が生じる)もない
H非磁性である
Iハンダ付けがし易い
Jめっきし易い
K化学的腐食に強い

以上のような非鉄金属素材としての特性をすべて兼ねそなえ、しかもそれらが各々優れていること、使い易い適正な価格レベルであること等から、りん青銅はあらゆる分野で多用される金属となっています。



 近年、"りん青銅"は、エレクトロニクス分野の飛躍的発展において、その優れたコストパフォーマンスにより広くご使用いただき、社会の高度化と多様化の中で、私達の生活をより便利で快適に、そして豊かなものにするのに役立っています。

用途は

《電子分野》 各種コネクタ、リードフレーム、リード端子、トランジスタ端子
《電気分野》 各種リレー接片、各種スイッチ接片、ロータリースイッチ摺動片、開閉器接片、 ヒューズクリップ
《自動車分野》 ベヤリングフレーム、油圧キャップ、パッキン、軸受、クラッチ板、電装部品
《その他》 各種ベローズ、摺動板、ブレード材、各種スプリング片、耐蝕化学機械部品、 ダイヤフラム
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